OLのきまま旅の記録

気が付けば、国内外問わずどこかへ旅している。ひとりでも、誰かとでも。30歳になったのを機に、そんな旅の思い出たちを徒然なるままに記録していこうと思います。

旅行が好きになったきっかけ

高校を卒業するまで、飛行機に乗ったのは修学旅行の1回だけ。

家族旅行と言えば、お盆に親戚の家に遊びに行くこと。

 

そんな私が月1ペースで旅行をするまでに旅好きになったのは、思い返せば大学2年生の夏休みに3週間のホームステイをしたことが大きなきっかけだ。と思う。

(当時の写真はPCに保存しておいたのだけれども、そのPCがお亡くなりになってしまった…)

 

漠然と、ホームステイをしてみたい!と思っていた大学時代。

バイトで稼いだ30万円をもとに、海外留学エージェントさんがおすすめしてくれたカナダのヴィクトリアへ。

 

初めてひとりで飛行機に乗り、

初めて日本を飛び出し、

初めて飛行機の乗り継ぎに間に合わず、

初めて海外のフォンカードを買い、

初めて英語で電話をし、

初めての時差ボケで寝坊して語学学校に遅刻し、

…と、初めてづくしの3週間だった。

 

ついでに言えば、ヴィクトリア空港で待っていてくれるはずのホストファミリーがおらず、絶望的になった。

それから20分後にマザーと会えたときの感動は忘れられない。

(飛行機の乗り継ぎを失敗したために到着が遅れるという電話をしたおかげで、ファミリーが私の到着日を1日勘違いしていたことに気が付き、慌てて空港に向かってくれたそう。予定の飛行機に乗り継ぎできなかったときもかなり焦ったけれど、結果オーライかな)

 

振り返ってみると、随分と思い切ったことをしたなと思う。

 

その分、たった3週間だったけれど、ヴィクトリアで過ごした日々は目に焼き付いている。

電車がなくて移動はバスが主体。

街灯に花がアレンジされている。

3歩歩けばスタバがある。

建物がみんなおしゃれ。

スーパーがとてつもなく大きい。カートなんか私が乗れるくらい。

お酒が19歳から飲める。

どのお家にも庭があって、とても綺麗に整備されている。

ベッドメイキングが家なのにホテルばり。

 

東京とは違う景色に感動して、自分の世界がいかに狭かったのかを目の当たりにして、もっと色んなところに行ってみたいと強く思ったことを覚えている。

それがたぶん、いまの旅行への情熱の原点になってるんだと思う。

 

写真のデータが消えてしまったのが本当に残念でならないけれど、それはそれ。

 

ヴィクトリア、ぜひ再び訪れたい街だ。